泣いていいのよ☆
先日の歯医者さんでの出来事!!
受付を終えて、待合室に座っていると、目の前を少し涙目の小学一年生くらいの男の子が
トイレに向かって一目散に通っていきました。
そして、その後をお母さんが追いかけて行きました。
そこだけを切り取ると、治療中にトイレに行きたくなっただけのお話と思っていたら・・・
私の治療の順番が来て、治療台に座ったとたん
久々に聞く、まるで断末魔の叫び!!
「イヤダ~~~!やめて~~~!!
ヤダヤダヤダ~~~!!
怖いよ~~~!!イヤダ~~~!!」
外まで響くのではないかと思うほどの、いったいこんな大声はどこから出るの?
というほどの大声で、その男の子が叫びだしたので
「あ~!さっきのは、怖くてトイレに逃げちゃったのね!
頑張って、大丈夫だから!!」っと、私はお隣の診察台の男の子に意識を送りました☆
でも、声はますます大きくなり、お子さんとの向き合い方には、とっても慣れている先生も、困り果てて
「では、いったん待合室に行って、少し落ち着くのを待ちましょう」とお母さんにお話ししていました。
そして、私の治療が終わって、待合室に行くと
その男の子はお母さんに抱かれて、叫び疲れてぐったりとしていました。
支払いが終わって、帰る時、ふっとその子が顔を上げて、私と目があったので
私は思い切って、その男の子に声を掛けました。
「怖かったね、本当に怖いよね
そういう時は、怖いって言っていいし、泣いてもいいのよ☆」
そういうと、男の子は、コクリと頷きました。
その目には、涙がいっぱい・・・
すると、お母さんが
「ご迷惑をおかけしてすみません
本当に申し訳ありませんでした」と謝ってくださるので
「とんでもないです。
怖いのは当たり前!!
私だって怖いです。
だから全然気になさらないでくださいね
泣かせてあげてください」とお伝えしたら
なんと、なんと!!お母さんが泣き出してしまったのです。
子育て中のお母さんの様々な思いが伝わってきて
きっと、今回のことだけでなく、お母さんは、このお子さんのことを心配していらっしゃるのだな~っと感じました。
私はその男の子に
「おばちゃんも怖いのよ!
でも、先生もスタッフのお姉さんも、本当に優しいので大丈夫!!
おばちゃんが、大丈夫のおまじないをかけてあげるね!!」っとクルクルっと指を回すと
男の子は、大きな瞳で私を見つめて、またコクリと頷いたのでした。
そして、そこに、受付のお姉さんの声が
「ユウキ君、いいですか~?」
え~~~!!
あなたは、ユウキ君なのね~~~!!
そっか、この地球に勇気を体験しに来たのね☆
だったら、大丈夫!!
いってらっしゃい!!
ユウキ君は、受付のお姉さんの声に促されて、しっかりと立って診察室へと向かって行きました☆
そう、あなたは勇気☆
だから、どんなに怖いと感じることも、必ず勇気をもって乗り越えるから!!
私はそう感じながら、彼にVサインを送り、玄関を出たのでした☆
怖い時は、その怖さをしっかりと体験し、それを伝えて
そして、泣きたいときは泣いてもいいのよ☆
疲れるくらい泣いたら、飽きるくらい泣いたら
私たちは、勇気をもって立ち上がることができるから☆
さあ、時代は変わりますよ!!
本当の人生は
泣きたいときに泣く
笑いたいときに笑う
助けが必要な時には、我慢しない
自分一人で抱え込んで乗り越えようとしない
だって、それが人間が住む地球ですもの☆
我慢しない
頑張りすぎない
素直に表現しながら
助け合って、支え合って
調和の世界へ進んでいきましょうね~☆
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